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4月20日のワークショップレポート

また楽しく新鮮な週末を送ることができました。
今年1〜3月に実施したSPRING STORMの本読みワークショップ(輪読形式)に来てくれていた方を中心に、参加者が希望の役を読むという追加イベントを実施したのです。
最初に少しだけ輪読をして物語の復習をした後、希望を募ると嬉しいことに、
アーサー、ハーサ、ヘヴンリィ、など複数の方から希望の役とやってみたいシーンが出てきました。そして声の素晴らしい初参加の紳士には、こちらからお父さんの役をリクエストし、合計5つのシーンのリーディングショーとなりました。

各シーンとも、参加者とテネシーエクスプレスの役者がペアを組む形にして、ある程度リズムをリードさせていただきながらの上演でしたが、まあなんと。
ひとつの役を通して読むのは初めてというみなさん方が、慎重に、繊細に、台詞や役に近づこうとする姿に私は胸を打たれてしまいました。もともとテネシー作品の登場人物は繊細で傷つきやすいキャラクターが多いので、初めて読むという戸惑いが、ある時役の心情と重なって見えたりします。また、読み手のプライベートを知っている観客は、役と本人の共通項が見えた時が特に面白かったようです。台詞がほぼ偶発的に命を授かる瞬間を、かすかに、しかし何度も感じることができました。

「真実は、偶然を媒介として、現象する」のだそうです。

もっとたくさんの真実と出会えるよう、ワークショップの方法も洗練させて行きたいと思っています。ご参加くださったみなさんへ感謝です。またお会いしましょう!
by tnexpress | 2013-04-22 00:38 | ワークショップ記録